世間が抱く保育士のイメージってありますよね。でもそれ、美化しすぎですから(笑)
よく言われるのは下記の5つのイメージです。
- 優しそう
- 家庭的
- モテそう
- 純粋
- 甘えられそう
それぞれのイメージの理由と共に、本当のところはどうなのか?を長年保育士をやってきた私からお伝えしましょう。
保育士の女性と出会いがあったら、びっくり・ガッカリしないように準備しておいてくださいね!
保育士のイメージ:優しそう
本当によく言われるイメージですけど、男性が想像する「優しい」とは違う気がします。
子どもと過ごす事が多い仕事ですから「怖そう」なのは絶対ダメですけど、優しいだけじゃ保育士の仕事は務まらないですからね…。
実際に出会ってデートしたり、関係が発展していった時に「優しくないじゃん」ってガッカリされても大迷惑です!
保育士の仕事は責任も大きいし、体力仕事だし、強くならざるを得ないんですよ。
イケない事をした子を時には厳しく叱るし、保護者に言いたくない事を言わなきゃいけない時もあるし。
上辺だけを見て「優しそう」「ほんわかしてそう」と言われると抵抗を感じるけど、「笑顔が優しそう」とか何か具体的なことがあった時に「優しい」って伝えてもらえると素直に喜べます。
保育士のイメージ:家庭的
「母性」が強い女性だと、経験や知識が少なくても子ども達に好かれたりすることも多いので、保育士にとって大切な要素であることは間違いないです。
それに加えて、
- 発表会の衣装を手作り
- 子どもたちと調理実習
- 子どもたちと制作
- 保育環境を清潔に保つ
- 保育用品の洗濯
などなど、家事や子育てに通じることを毎日のようにやっています。だから、「家庭的」になる率は抜群に高いでしょう。
もっと言うと、上にあげたような事は全部嫌い!っていう保育士だっていますので。
保育士だから「家庭的=家庭でやるような仕事は好きで得意なはず」という思い込みはやめて下さい。
「できる」と「好き」は違うので、もし結婚を考えるならその辺りは注意してくださいね。
保育士のイメージ:モテそう
結婚したい・彼女にしたい職業ランキング上位に常に入っているので、さぞかしモテるとお思いでしょうか?
ただ、とにかく出会いの機会が少ないっていうのは全員共通してるでしょうね。
普通に過ごしていたら、言葉を交わす異性は園児の父親だけなんて日はザラですので…。
園によって違いますが、早番だと7時には出勤、遅番だと21時過ぎまで仕事というのが、毎週ローテーションでやってきます。
普段も残業が多くて、仕事帰りに習い事~♪とか憧れるけど絶対にムリ!
保育園なんだから週末は休みでしょ?って思うでしょうが、園によっては土曜日は保育ありだし、行事準備などで出勤日になってることも…。
プライベートの時間が少ない&不規則なので、遊びづらいんですよ。
保育士のイメージ:純粋
読み聞かせる絵本や劇に、子どもと一緒になって驚いたり笑ったり…汚れていないというイメージがあるかもしれませんね。
保育業界しか知らない、ずっと保育士だけです!という子は、純粋な子が多いですよ。
ただね、保育業界は女社会で結構ドロドロした側面もあります…。
だいたい、保育士経験が長い年配保育士のいじめが元凶だったりするんですけど、可愛くて純粋な新人がターゲットになりがちです。
そこで潰れてしまう子もいるけど、違う派閥の年配保育士に可愛がられて成長し、1つ大人の保育士になる子もいます(笑)
保育士のイメージ:甘えられそう
いつも子どもたちが甘えられる存在である保育士は、包容力がありそうって思われがちす。子ども達には甘えることがすごく大切だって分かってるし、常に子どもたちのことが最優先で行動していますからね。
でも、いつも寛容な態度でいるって実はしんどいですよ。我慢比べの修行みたいに感じます。
だから、優しくて良い先生であるほど、彼氏には甘えたい願望が強いんです。
かといって、保育士の彼女に甘えられないのかぁとガッカリすることはありません。
基本的には一生懸命彼に尽くすタイプの女の子が多いですよ。
あくまでイメージ!その人自身のことちゃんと見て
保育士というだけで先入観が付くのは仕方がないことです。でも、全ての保育士がイメージ通りというわけじゃありません。
ハキハキと明るいタイプじゃなかったり、手先が不器用だったり、男っぽい性格だったり。色んな保育士いるんです。そして、イメージ通りの保育士が良い保育士とも限りません。
イメージと違ったからとガッカリしないで、その人自身の魅力をちゃんと見てくださいね。